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2005年7月31日 (日)

雪の女王・第11話

「赤い靴」

 今回の話はゲルダが居なくても物語として成立します。しかし「雪の女王」の主人公であるゲルダを外す訳にはいきません。そこでゲルダをオルセン一家の言動を見守るキャラにしたのだと思います。いわゆる視聴者と同じ目線でオルセン一家を見ている役です。

視聴者の気持ち = ゲルダの気持ち

 両者の気持ちをイコールにすると言う事は、視聴者が願う事をゲルダが代弁して実行してくれると言う事です。カーレンが舞踏会に出席した時に多くの視聴者が、「カーレンの貧乏生活の苦しみはわかるけど、お婆さんの埋葬を欠席しては人道的に悖るよ!」と思ったはずです。この視聴者の気持ちを代弁して、ゲルダは舞踏会にカーレンを迎えに行きました。そこで視聴者が、「カーレンを連れ戻して!」と思えば、”ゲルダの気持ち”=”視聴者の気持ち”になるのです。この構成の利点は、今まで親しんできたゲルダと言うキャラクターの目を通して物語を見る事で、よりオルセン一家に感情移入がし易くなることです。そう言った意味で今回のゲルダの使い方は上手いと思いました。

 物語についてですが、今回は娘が家族の大切さを父の命と引き換えに得ると言う痛ましい話でした。でも父の死後、カーレンは離れ離れになった弟たちと呼び戻そうと一生懸命に働きました。カーレンに家族を想う気持ちが育まれた事が唯一の救いです。暗い話でも、最後に一筋の光明が見られる展開も良いものだな・・・と思いました。

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コメント

TBありがとうございました!
こちらからもTBさせていただきました。
私も今回の話はすごく好きです!お父さんが死んでしまったのは悲しいですが、最後のカーレンの気持ちの変化はとても嬉しく思いました。
さいたさんの記事の‘暗い話でも、…’の部分、すごく同感です!

投稿: 早花 | 2005年8月 1日 (月) 14:10

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