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2006年7月22日 (土)

妄想科学シリーズ ワンダバスタイル

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 「ワンダバスタイル」は2003年に放送されたスラップスティックアニメです。1960年代のアニメや特撮を踏襲しながら、サイケデリック調に仕上げた作風なので、もしかすると観る人を選ぶ作品かもしれません。かなりカルト色が強い作品です。しかし1~4話までに限って言えば、僕にとっては好み中の好みの作品です。何がそんなに好きなのかと言うと、妄想科学で月に行くと言う発想、ノンストップで繰り広げられるギャグ、そして試験衛星キク8号の可愛らしさです。

 まずは妄想科学で月に行く方法です。

1)巨大化されたパチンコでロケットを月まで飛ばす。

2)炭酸溶液を入れた大型ペットボトルを月まで飛ばす。

3)気球型スペースシャトルの中にヘリウムを入れて成層圏まで飛ばす。

4)地球の自転の遠心力を使って月に行く。

 実際には上記の方法を使っても宇宙に行けませんが、もう少し人間の科学力が発達したら上記の方法でも宇宙に行けるかもしれないと思うと心が踊ってしまうのです。例えば、限りなく強力なゴムとそれを牽引する力があれば本当に宇宙に行けるかも…とか、質量が限りなく少ない機体と炭酸溶液を開発できれば宇宙に行けるかも…とか…。そう考えるだけでも妄想科学心がそそられるのです。

 そしてノンストップで繰り広げられるギャグも僕を虜にした要因のひとつです。特に九十九博士が尺貫法を使って計測している場面が笑えました。この辺は妄想科学アニメだからこそ使えるギャグだと思います。そして普段は物静かなあやめが、一旦妖精が危機に陥るとなると180度変貌してしまう場面も愉快です。この手のギャグは普段とのギャップがあればあるほど笑えるのだと思います。

 萌えと言う意味では、技術試験衛星キク8号には萌えさせて頂きました。キクの肌が太陽電池になっていて、裸になって太陽エネルギーを充電すると言う設定は実にエロい…、でも決していやらしいエロではなく健康的なエロと言うところが良いのです。そしてミックスジュースのクソ生意気な態度に対して、「今、キクちゃんにムカツクと言う感情が生まれました」と言う台詞は何回観ても楽しいです。これはロボット…、いや試験衛星ならでは成り立つギャグなんですよね。上手いです。

 難を言えばミックスJUICEのキャラ性が十把一絡になっていたこと…、惜しい、これさえクリアできれば1~4話は個人的に文句なしの出来でした。しかし5話以降はアイデア不足の為なのか、一気に失速してしまいました。タイムマシンや宇宙生命体が登場したり、人間ドラマを見せられた時点で着いて行けなくなったのです。この作品は妄想科学で宇宙に行く設定が面白かったので、できればそれ以外のものは排除して欲しかったです。毎回ロケットを飛ばすけど失敗する、そして最終回で成功して月でコンサートを開くと言う流れだったら良かったのになぁ・・・。

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