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2007年10月 8日 (月)

物語の時系列

「少女っ子」は時系列を入れ替えています。
      
#1「更紗と香水編」・・・8月。(舞台は日本)

#2「インド編」・・・同年4月。(舞台はインド/ヴィナの生活)

#3「ヴィナ編」…同年5月。(舞台は日本/ヴィナの転校)

【なぜ時系列を替えたのか?】
 基本的に「少女っ子」は、インド人の女の子のヴィナが日本の小学校に転校して、インドと日本の文化の違いに戸惑う話です。いわゆる日本が舞台の物語です。それを時系列通りにインドを舞台にした4月から始めてしまうと、読者がインドを舞台にしたインド人だけの物語だと勘違いして敬遠する可能性があると思ったのです。それを避ける為に、初回はインドではなく4ヵ月後の日本にしました。

【なぜインド編が必要なのか?】
 唐突にヴィナが日本の小学校に転校してくる場面から始めてしまうと、読者はヴィナの言動に戸惑ってしまいます。ですがヴィナがインドに住んでいる頃の話を描けば、彼女が何を考えているのかが解り、感情移入がし易くなります。その為にインド編が必要なのです。

【視点の事】
 時系列を並べ替えたことで、初回は数ヵ月後の8月になりました。この時点でのヴィナは日本の学校に慣れ親しんでいる頃です。だから何の説明もなく、インド人のヴィナと日本人の更紗は友達だったりします。

 しかし、ここでひとつ問題点があります。それは文化の違うインド人のヴィナの視点で物語を進行させてしまうと感情移入がし辛くなると言うことです。

 そこで初回は日本人の女の子の更紗の視点で物語を創りました。理由は、日本の一般常識を持った女の子の視点ならば、読者が置いてけぼりを食らう事はないからです。

 そんな感じで、初回の「更紗と香水編」は更紗が主人公で、彼女が体験する日常のちょっとした事件、しかし当事者の彼女にとっては大きな大きな大事件と言う物語になりました。そしてその事件にヴィナが絡むと言う流れです。

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