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2007年11月の5件の記事

2007年11月26日 (月)

インド編のボツネーム

 前の記事「インド編のキャラクター」の続きです。

Otome0073Otome0062Otome0051

 上記の画像はボツにしたネームの一部です。場面は子供たちがインドの代表的な遊び、ムルゲ キラライ(おんどりずもう)をして遊んでいるところです。ではボツにした理由を説明します。

 まずひとつ目は、笑える場面が無い。ギャグで盛り上げないと「少女っ子」の面白さが半減してしまいます。

 ふたつ目は、このシーンがあることで物語が散漫になる。メインエピソードに辿り着くまでに、何の変哲もないダラダラしたシーンがあると読者が白けてしまう可能性があります。

 みっつ目は、キャラクター性が違う。いやはや作者として恥ずかしい話なんですが、ヴィナのキャラ性は、ガンジーの「非暴力・不服従」と言う思想をヒントに創ったので、ほんの些細な戦いも好まないはずなんですが、作者である僕がムルゲ キラライ(おんどりずもう)と言うインド特有の遊びを作品で描きたかったが為に、ついついヴィナの性格を歪めてしまったのです。これは絶対に犯してはならない致命的なミスです。ちなみにアイシュのキャラ性も違ってたりします。

 まあ、こんなところなんですが、とどのつまり、このネームは面白くないのです。面白くないからボツ。これが一番解り易い理由ですね(笑

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2007年11月22日 (木)

インド編のキャラクター

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左から、ヴィナ、ヴィナのマミー、アイシュ、ミーナ

 インド編の主な登場人物です。基本的にインド編はヴィナ親子の物語なのですが、ストーリーを創っていく過程でアイシュとミーナ(ヴィナの友達)に愛着が湧いてしまい、ついつい彼女たちのエピソードを増やしてしまいました。脇役と解っていても、描きたくなるのが人情でして…。

 でも、それではいけない事に気がつきました。何故ならば、アイシュとミーナのエピソードを増やしてしまうと、ヴィナのママの存在が霞んでしまうからです。ヴィナを中心に、ママと友達のエピソードを対等に描くのがインド編。ヴィナにとって、ママと友達はどちらも大切な人なので、どちらかを重点的に描いてはいけないのです。

 作者としてはアイシュとミーナのエピソードを描きたいのは山々です。でも「あれも描きたい、これも描きたい」では、結局何を伝えたいのかがあやふやになってしまいます。だから今回は断腸の思いで、考えたいくつかのアイシュとミーナのエピソードを削る事にしました。

 一生懸命考えたエピソードを削る勇気。これこそが作品のレベルをもう一段階上げる秘訣なのだと悟りました。

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2007年11月14日 (水)

インド編のネーム

 只今「インド編」のネームを書いています。ようやくここに来て本調子になりました。

 ネームの作業に取り掛かる前に、僕は必ずストーリー展開を、繰り返し何回も頭の中でシミュレーションします。そして自分自身が感動できるような物語になるまで徹底的に推敲をします。でも「インド編」は、なかなか自分自身が感動できるまでには到りませんでした。何かが欠けているのです。心に響く決定的なエピソードが足りないのです。

 「足りない物は何だろう?」と思いつつ、自分自身もその答えが見つけられずに、ここ数週間は悶々とする日々を送りましたが、ここに来てようやくその答えが見つかり、改めて頭の中でシミュレーションしてみると、僕の目から初めて涙が零れ落ちました。自分自身が感動する物語になったのです。

 「インド編」は、ヴィナの価値観や人格が形成される物語です。ぜひヴィナが目の当たりにする感動的な出来事を一緒になって体験して下さい。(発表は一年後ですが・・・)

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2007年11月 2日 (金)

第1コーナーを回って・・・

序盤を終えて…。

【本命】逆境無頼カイジ
【対抗】げんしけん2
【穴馬】CLANNAD ↑/もやしもん
【連下】脳噛ネウロ
【疾走】BLUE DROP↓/キミキス↓/Myself;Yourself

「CLANNAD -クラナド-(第5話)」 について。
 放送開始直後は幼稚なヒロイン像が目に付いて好きになれなかった作品ですが、ここに来て急浮上!伊吹姉妹のお互いを想う気持ちに心を奪われてしまいました。姉妹の絆と言うテーマ性が僕にとっては心地良いのです。そして事故に遭った所為で高校に通う事が出来なかった風子が、皆の力によって授業が受けられたと言う展開も泣けます。キャラクターの言動には理解できない面も多々ありますが、それよりもテーマ性が如何に大切なものかを教えてくれる作品です。

【追記】
 風子の彫ったヒトデを3年生が受け取らなかった場面は、風子の苦労が泡になる可能性があると言う事と、本来なら風子も受験生だったと言う悲しみの両面が表現されています。この場面があるからこそ、後の仮想授業が感動的に映るのです。なかなか上手い伏線ですね。

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2007年11月 1日 (木)

汽車の上でダンス

 ニコ動で面白いインドミュージックを発見しました。

 汽車の上で踊ると言う発想が斬新です。何気にインドミュージックって凄いですね。


 「少女っ子」のヒロインの一人をインド人にした事で、僕はインドに興味を持ち始めました。そして色々とインドの事を調べるようになり、今まで見聞きした事がない異世界の文化に触れる事が出来ました。自分が知らない世界を体験する事は面白いし為にもなります。

 そして僕がインドに親しみを持てば持つほど、ヴィナと言うキャラクターが魅力的になってゆきます。インドを愛する事がヴィナを愛する事に繋がり、強いてはヴィナを魅力的に描く事にもなるのです。いや、もしかして僕自信がヴィナを好きだから、ヴィナの国の文化を好きになったのかもしれません…。

 兎にも角にも、これこそが作品を魅力的にする連鎖、作者がキャラクターの触れたものを愛するところから魅力的な作品創りの第一歩が始まるのです。

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